結婚を破壊したい

正直に、自分は結婚に向かない。

結婚というものはそもそも「一緒に暮らしたい人」「子孫を残したい人」「好きな人」という三つの感情を1人の人に対して抱いた時にするもの。という具合になっているのが現代の結婚の制度だ。

これを三位一体の価値観としている結婚という制度に、自分の価値観や性格がどうにも馴染まない。

自分がこの三つを合わせ持つ誰かを見つけること、そこに第一のハードルがあるし、その人間も異性である必要があってなおかつこの三つを自分に対して感じていなければならない。

焦って妥協してどこかの条件を欠いた人間とする場合もあるが、とはいえできればすべて満たした人としたいモノだろう。

私はよほどの悪い女を引き当てた場合を除いでは、この世の男女問題の全ては男が悪いと思っているし、よほどの悪い女を引き当てたのだとしても、それはアナタ(男性)の見る目がなかったからでしょう。と思ってしまう。

これは「そうだね、俺が悪かったよ」と言って全てを包んでくれる器の大きさを求めていることの現れだし、女と喧嘩して勝とうだなんて思考がそれがそもそも小さい男の証拠。という印象でしかないのだ。

こうしたジャイアニズムを存分に発揮でき、子孫を残したくて一緒に暮らしたくて好きな相手が、いつか現れるだろうか。

全部別々の人ではダメなのだろうか…

選択シングルマザーの件がSNSで燃えているのを見かけたが、男に選んでもらえなかっただけだろう。というコメントが散見された。

なぜ、女は「選んでもらう」側なのか。

どうしようもない勘違いであると私は感じた。

成功してお金を手にした女が、1人で子供を産み育てることは惨めなことだろうか?

権利と自由が補償されている以上、与えられた制度を取らない選択をしたっていいではないか。

子供を不幸にすること、それだけが許されないことであって、その選択を外野がとやかく言うことではないだろう。

子供は今しか産めない。結婚は何歳でもできる。その瀬戸際に立たされた時、いい人がいなければその選択をしたっていいじゃないか?

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