見下す人

マウント、マウンティングという言葉がここ数年で急激に普及した。

なぜこの行動が気に食わないのだろうか。

マウントとは女の世界によく見られる。謙遜風自虐風マウントとは良く言ったもので決して今からマウントを取ろうというそぶりを相手に見せることなく巧妙にマウントを取りたい気持ちを隠してあたかも自虐話をするかのように話すあの手法である。

女A「今度彼氏とディズニーに行くの!楽しみにしてるんだ♪」

女B「へぇーいいなぁー私の彼はフロリダのディズニーにしか連れて行ってくれないから…久しぶりに日本のディズニーにも行きたいなぁ…」

女A「彼氏ができた!」

女B「へぇーどこに勤めてる方?」

女A「それが〇〇商事(かなりの大手)なの」

女B「いいなぁ安定したサラリーマンで。私の彼なんてベンチャー社長よ。今はいいけど、これからどうなるかわかったもんじゃないわ…」

とまぁこのような感じで自虐風マウントというのは繰り広げられている。ある程度のところまででいけば構文と化していて大変にわかりやすい。どうして彼女たちがマウントをしたい気持ちを隠すのかというとそれはやはりマウンティング女は嫌われるということを本人たちもわかっているからというところが一番であろう。

だがしかしその一方で自分が目の前の友人よりも優れている、幸せであるというアピールをし相手を幸せデュエルで言い負かしたときの気持ちよさが快感でやめることができないのだ。

この手のマウントをする女はたいてい大したことないビジュアルになんとも言えない中途半端な学歴、取るに足らない交友関係を持ち何も自慢できることがない。だから男で人生の一発逆転を図っている。他人よりもいい男を捕まえその妻になることでこれまでの大したことない人生とおさらばし、羨ましがられながら自虐風マウントを続けて生きていく。

自虐風でなくとも、仲良しで気を遣わないからこそ、信頼しているからこその無神経さを装ったマウントも存在する。

話し相手がぽっちゃり体系だったとして、自分が細身であるとかそういった場合に発生するものだが

女B「Aったら本当にいつもお菓子ばっかり食べていてぽちゃぽちゃしていて可愛いんですよ」

男1「えーAちゃん、それ気にしてるんじゃないの…?」

女B「Aとは昔からの仲だからそんなのないの。」

といった具合で第三者との会話として謎のマウントをしてしまう場合もあれば、

女B「Aちゃんさー、脱毛とかしたら?私はほら、全身脱毛してつるつるだから!」

などと仲がいいのでアドバイスをしてあげている風もある。マウンティングのラインナップは時代とともに増えていき手法も複雑化している。

ではなぜ私たちはマウンティング女子をこんなにも嫌うのだろうか。彼女たちよりもいくらか大人になってスルーしてやれば良いものをなかなかそうすることは難しい。

マウントを取るという行動自体、私はあなたよりも上にいるんです。どうぞ見上げて羨ましがってはいかがですかと言わんばかりの発言であり、こちらとの友情は自分の気持ちよさの次にある。こちらがどんなにその女と友情を築きたかったとしてもそちらにその気がない。だから傷つきその第二感情としての怒りが出てくる。

自分の上を平気で通りなんなら二度三度踏んずけて通過していくような女をそのまま野放しにすることは私たちの心理状態としても許されることではないのだ。

だからこそさらなるマウントをし次からは遊ばないようにしたり、完全に無視してなんの反応もしないでやるとかいう小さい仕返しをするのだ。

圧倒的にセレブな人間に中途半端な金持ちアピールはしない。そういうことを女は知っている。だからこそマウントをするということには「私は少なからずあなたのことを下に見ることができる人間なのです」という意思表示も含まれている。

このくだらない終わりのない小競り合いに終止符を打つ日がこないのは現代の発達したSNSのせいであろう。

私たちがマウンティングから解放されるには文明を捨てるしかないのだ。

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